JWとAndroid

Android端末を使いこなしたい兄弟姉妹たちのために操作説明や提案などを書いています。

JW専用ノートアプリ「JWNotes(ベータ版)」を使ってみた その6 カテゴリの謎が解けた

          しばらく休載していたJW専用ノートアプリ「JWNotes(ベータ版)」の解説シリーズですが、特別集会出席後にノートを整理していてようやく理解できた点がありましたので、早速記事にしてみたいと思います。

 

          このアプリ、ベータ版でありながら、聖句を表示できるノートアプリとしての特徴があり、ノートをカテゴリ別に整理していけるのですが、これまでの連載では初心者はMeetings(集会)のカテゴリだけを使ってノートを保存していくようおすすめしていました。

   今回気をつけたい注意点が1つ見つかったので書いておきたいと思います。

注意 あるカテゴリでノート作成したあとにカテゴリを変更してしまうとそのノートは消滅する

具体例を挙げます。

Meetingカテゴリで集会のノートを作ったとします。

あとからそのノートについての追加情報(話し手の氏名、場所など)のプロパティを変更することができます。

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この時、一番下の項目がカテゴリになっているのですが、ここを変更しないようにしてください。

変更するとそのノートは表示されなくなってしまいます。復元する方法がありません。

ノートの詳細画面(プロパティ)

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読者の皆様も重々お気をつけください。消えてもよいノートがあれば実際に変更してみてどんな結果になるか見てみてください。

 

今回は特別集会でしたので、私はMeetingカテゴリでノートを記録し、プログラム終了後にSpecialカテゴリに移そうとして、この操作をやらかしてしまい、見事にノートが見られなくなってしまいました。ちょっとがっかりですね。

   

使い途について謎のままだったサイドバーのSpecialカテゴリ

     Specialカテゴリはアプリを起動して、左からスワイプして表示できるサイドバーにあります。どうやら、これはユーザーにとって特別なイベントやノートを保存するためのカテゴリのようです。

     実はOverseer(旅行する監督)カテゴリも同じ要領で設計されているようです、

     下の説明は両方のカテゴリで共通のものになります。

         

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ノートを追加するための操作まではMeetingカテゴリと同じなのですが、

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ここから、もう一つ操作が増えます。

ノートをイベントでひとまとめにしておきたい場合、Specialカテゴリ内でイベントを作成してそこにノートを集めていくほうが後々見やすくなります。

特別なイベントは長老や正規開拓奉仕者のための学校や王国宣教学校など、一日に複数の話し手が幾つも話を行う場合などが含まれると思います。

旅行する監督カテゴリであれば、当然巡回監督の訪問のときの奉仕の話、野外奉仕の集まりの提案などがノートできると思います。

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単発のノートは今回のような特別集会や記念式、献堂式や結婚式の話などが良さそうですね。

詳細メニューから詳細を入れておくと一覧でそれも表示されますから良い記念になると思います。

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イベントのシンボルをタップすると下のようにイベント別にノートがまとめられていきます。

サンプルのノートしかありませんが、まず2018年特別集会というイベントを作成しました。

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イベントをタップすると特定のイベントに複数のメモを追加していくことができます。

上のメニューにCompose(構成)と表示されていればOKです。

ノートを書いて…

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お好みで、詳細を書き加えておけば、

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イベントの中には、なんと更にサブイベントを作ることができます。

つまり、あるプログラムイベントで、一連のつながりがある話が連続するなら、それも小さなまとまりとして構成できてしまいます。

わかり易い例は、地区大会のシンポジウムなどです

箇条書きで説明するとこうなります。

  1. Specialカテゴリを開いて地区大会のイベントを作る
  2. イベントの詳細を追記する
  3. 話が始まったら、地区大会のイベント内で単独のノートを追加する。
  4. ノートに詳細を追記する
  5. シンポジウムが始まったら、地区大会のイベント内でイベントシンボルをタップする
  6. さらにサブイベントが作成される
  7. サブイベントにシンポジウムの詳細を追記する
  8. 再び単独の話ノートを追加する、

この結果、

1つの地区大会のイベントには単独の話のノート幾つかの話からなるサブイベントが収まっている記録が出来上がります

 

まとめ

よく考えられているアプリですが、実際に使いながら思考実験している状態でこのような後付の更新になってしまいました。

ふっとばしてしまいまった幾つものノートの犠牲の上に理解が積み上がっています。

ようやく製作者が意図した使い方がつかめてきたように感じていますが、まだまだ発見があるかもしれません。

2018大会のプログラムがダウンロードできるようになるなら、そちらの解説もしてみたいと思っています。