JWとAndroid

Android端末を使いこなしたい兄弟姉妹たちのために操作説明や提案などを書いています。

JW専用ノートアプリ「JW Notes ベータ版」を使ってみた その1

      みなさんこんにちは~。言語ばかりに話題が偏るのもアレなので、このあたりで少し、別の話題を挟んでみることにしました。

     集会中にノートをとるためのアプリとして、これまで当ブログではOneNoteEvernoteを紹介してきました。*1

     タブレットだけを持って集会に行けると楽で、空いた手で妻の手荷物を持ってあげられるというメリットもあって、集会中のノートもアプリで取ってみたいなと思い、Google Playを検索してみた所、β版(開発途上版)ではありますが、なかなか面白いアプリを見つけてしまいました。

JW Notes(JWノーツ)ベータ版

     

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     その名もJWNotes。同じ名前の別アプリもありますが、機能的にはこちらのほうが便利だと思います。理由は後述。

     このアプリは一応ベータ版(動作検証のためのテスト版)で、まだ正式にリリースされてはいません。また、ストアから突然姿を消したとしてもおかしくないので、ほしい方は今のうちにどうぞ。

 

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     インストールしたところ、感謝されてしまいました。類似アプリも色々ありますね。こういったユーティリティ系のアプリがどんどん開発されるのもAndroidの面白さです。

     インストールの際に、いろいろな権限を要求されます。ちなみに注意書きにあるような広告表示も無ければ、アプリ内課金もありません。ベータ版なので、この辺の整備が後回しになっているのかなと私は解釈しましたが、もしこの点について不安を感じるのであればインストールはしないほうがよいでしょう。自己責任です。

 

     とりあえず私は、インストールして話を進めます。

 

アプリ起動

 

    このアプリは、ホーム画面は書き溜めたノートの一覧になるようです。各ノートの頭文字が連絡先リストのようにイニシャライズされ、自分で日付は自動的に記入されます。話を聞いた場所は、ノートを作成するときに自分で設定します。(設定の仕方はいずれ説明します)

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     ホーム画面の右下のプラスマークをタップすると新しいノートを作成できます。もうすっかりおなじみのデザインです。このJW Notesはかなり意図的にJWLibraryのデザインをインスパイアしています。イメージカラーはパープルで、サイドメニューも左からスワイプして開くとろこにそれを感じます。

     また、ノートの作成画面も、Office系に準じたとても素直なインターフェイスになっています。動作確認を兼ねて試し書きは英語でやってみましたが、いろんなフォント(書体)にできて楽しかったです。

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もちろん、日本語入力でノートを取ることができます。

集会中に実際に取ったノート

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日頃からWordなどを使っている方にはまったく問題がないメニューバーです。統一感のあるデザインでうるさくありません。

    

設定画面を開く

    ホーム画面の左上隅のハンバーガーアイコンをタップするか、画面左端からスワイプ操作を行うとアプリのメニューバーを呼び出すことができます。 

    残念ながら、まだ日本語対応していませんので、操作系はすべて英語表記ですが、表示される英語は難解なものではなく、常用表現ばかりですので使いながら覚えてしまいましょう。

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    上から順番にMeetings(通常の集会)、Assembly(巡回大会)、Convention(地区大会)、Overseer(巡回監督の訪問)、Special(特別集会)などと使い分けることができるでしょう。本アプリにはアプリ内ノート検索機能が搭載されていないため、こうすることで、多少ノートを整理されます。  

    Bible(聖書)というのは、ダウンロードした聖書データです。これは、JWLibraryの聖書カテゴリとは使い方が全く異なります。(後日説明)

    設定画面を開くと、私はフェイスブックアカウントでログインしました。協会のJWPUB.orgドメインでないプライベート用のアカウントです。

     

設定メニュー

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聖書

一番上のBible(聖書)カテゴリがなかなか便利です。なんと、自分のノートに聖句を書くとそれがダウンロードした聖句データにリンクされ、タップすることで聖句を表示させることができるようになります。このやり方は次回の記事で説明します。

 

アカウント

アカウントカテゴリではアプリ使用者のプロフィールを変更したりできます。一応電話番号を追加できたりしますが、そうする必要はないでしょう。自分から発信する情報をできるだけ減らすのも智慧の道です。

言語

 Language(言語)カテゴリを開くと対応言語が表示されます。

法的なもの

製作者の方針がいろいろと英語で書かれています。たぶんアプリ開発のスキルがある兄弟ですね。

 

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今回のまとめ

     ユーザーインターフェースも非常に素直なデザインとなっており、Office系のワープロソフトをお使いの方であれば、迷うことはないでしょう。ノートアプリとしては機能が少なめで、他のノートアプリにはないJW向けの特別な機能があるのがグッドです。

 

おまけ

      まだまだ、ハイブリッドなタブレットの使い方を見かけることがよくありますね。写真はそれを集会後に再現してもらったものです。

 

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    たまに、タブレットを下敷きとして講演のノートを取っている人を見かけることがあります。

    ボールペン先は、超ドリルの刃先と同じぐらいの非常に硬い材質の金属が用いられています。写真のような使い方をすると、保護フィルム無しでは画面に傷が付きかねないので要注意です。

*1:私の環境ではOneNoteはレスポンスに多少の難があり、Bluetooth入力機器同士のチャタリングも発生していました。一方Evernoteは、完成度は高く、OneNoteより使いやすいのですが、いささか多機能過ぎる感があります。そして無料でインストールさせていただける台数が2台までに制限されたのが痛い。