JWとAndroid

Android端末を使いこなしたい兄弟姉妹たちのために操作説明や提案などを書いています。

JW専用ノートアプリ「JWNotes(ベータ版)」を使ってみた その5  アカウントとの紐付けやノートの管理について

     王国宣教学校が無事終わりました。

   録音禁止かつ密度の濃いボリューミーな内容で、素手でノートを取っておられる方は消化不良気味になっているように感じました。私も坐骨神経痛が再発し、今横になりながら更新しています。

   翻訳の仕事をしていた関係で意訳のようなシンプルなノートやタッチタイピングはある程度できると自負していた私ですが、それでもJW Notesを使わなかったら、多分ついていけなかったと思います。

 

   アプリを切り替えたりする余裕などなく、スマホでJWLibrary常時起動、タブレットで記録作業をして、どうにか活用できそうなノートをまとめることができました。

 

   JW Notesなら聖句の表示など楽勝なので、話し手が聴衆が聖書を開くための猶予時間を与えている間に、ノートの遅れを取り戻すタイピングの時間に振り分けられたのが本当に助かりました。よいフリーアプリに恵まれたことを感謝しています。

  

  と同時に、ここまでバリバリとJW Notesを使ったのは初めての機会でもあり、運用しながら色々と気づく点もあったので今回はそれをまとめてみたいと思います。

 

Specialカテゴリは使わないほうが良い

    JW NotesはGoogleFacebookTwitterアカウントと紐付けて同期やバックアップをとることが一応可能です。でも、率直に言って現在のJW NotesはMeetingカテゴリ以外はデータバックアップの点でいまひとつ信頼できません。

    SPECIALカテゴリは特別なイベントがあった日のノートをひとまとめにすることを想定しているのですが、このカテゴリは別端末では同期しないようです。

    現段階ではMeetingカテゴリのノートであれば、同一アカウントでログインすることによって同期がとれる(こともある)ようです。

    よって、絶対に消したくないノートはとりあえずMeetingカテゴリでノートをし、ノートのドキュメントを全選択コピーして個別にバックアップしておくことをおすすめします。 *1

警告なしのノート完全消去に要注意

     JW Notesはすべてのカテゴリのノート一覧画面で特定のノートを左スワイプしてしまうと、そのノートを即座に削除してしまいます。削除した直後であれば、Undo操作が有効ですが、バックアップをとっておらず、そのままアプリを終了してしまうとそのノートは永久に失われてしまいます。

   削除前に警告画面を出すよう開発者にメールしましたが、実装されるまでは十分に気をつけましょう。

   とにかく、安定版がリリースされるまではユーザーすべてがデバッガーみたいなものですので、バックアップの習慣を欠かさないようおすすめします。

 

詩篇119編について

   詩篇119篇は実に176節まであります。

  そのためかどうかはわかりませんが、JWLibraryで詩篇119篇は日本語版でいろいろと不具合があったことをこのブログで取り上げてきました。*2

  端末や動作環境にもよるのかもしれませんが、JW Notesでも詩篇119篇のみ、正しいフォーマットでノートしても、聖句が表示されない(アンダーラインされない)場合があります。英語版の新世界聖書をダウンロード済みであれば、詩篇をPSという略称で記述することによってこの不具合を回避可能です。(この現象についても開発者に報告済みです。)

 

異なる端末感での同期について

  一応、同一アカウントで、Meetingカテゴリ内ののノートの同期を確認しました。ただし、同期

 

私は日本国外でのワンチャンスを狙ってTwitterFacebookアカウント取得済みですが、SNSの性質上、まだまだそうする必要を感じない兄弟姉妹のほうが日本国内では多数派を占めるのではないか思っています。

  基本的にJW Notesのノートのバックアップは、Google DriveDropboxなどのクラウドサービスではなく、特定のウェブアカウント(Googleアカウントや他のSNS)を取得していることを前提としているので、日本国内現役JWの方で、それらいずれのアカウントもない方にとっては、せっかくのノートをバックアップする手段がないというリスクがつきまとうように思います。

  SNSは便利なことは便利なのですが、面倒なことも多い劇薬です。おそらく自営業をされていない兄弟姉妹であれは、あえて手を出さないほうがよろしいかと個人的に思います。

 

  JW Notesはとても期待できるアプリであるのは間違いありません。とはいえ、あくまでも開発途上のアプリである以上なので、デベロッパーが完成版をリリースするまでは予測不可能な不具合も生じ得ますし、そのことで文句も言えません。

 私としても他の大手ノートアプリと併用しながら様子を見ても良いのではないかと思います。 そうでないと大切なノートが吹っ飛んでしまうということになりかねません。

ICレコーダでの録音が許可されない集まりに参加するのであれは、ぜひ二重三重のバックアップ手段を講じることをおすすめします。

  ちなみに私は数度ノートが吹っ飛んでいます。

 

 

  

 

 

  

*1:私はノート全文をコピーした自分宛てのメールを送った上で、Evernoteに保存し直しました

*2:現在は解消済みですが詩篇119篇のみ「日本語から他言語編の参照ができない」というバグがありました。