JWのビデオコンテンツを字幕付きで再生する
再生時間の長い動画コンテンツ、例えば、マンスリープログラムや年次総会などで字幕があると集中力の維持ができたり、内容によりついていくことができるかもしれません。
字幕表示はストリーミング再生でももちろん有効です
そして、表示オンの設定を保存した状態で端末にダウンロードしたビデオはオフラインで字幕を表示しながら視聴することができます。
↑すこし見づらい写真になってしまい申し訳ありません。
JW Broadcastingにアクセスした時、ウェブサイトの設定でビデオの字幕をオンにできます。
字幕をオンの有効性について
さて、字幕付き動画を再生する必要があるというのはどういうシチュエーションなのでしょうか。
まず考えられるのは、イヤホンを使えず、音を出すのもはばかられるという環境です。動画を見つつも周辺の音も同時に聞いておきたい場所、となると通勤通学の電車の中などを思いつきます。
字幕を表示すれば、イヤホンを装着しなくても内容についていけますし、アナウンスや環境音も直接耳に入りますので、降りるべき駅で降車できるでしょう。
小さな画面で音量ゼロで見ているだけならば、誰にも迷惑はかかりません。そして、この方法でビデオを見ていますと周囲の人もそのシーケンス(一区切りの場面)の内容が理解できます。
もしかしたら肩越しに見ている方が使徒13:48にある「永遠の命のために正しく整えられ(ている)」人であるかもしれません。
話している内容が目で確認できる
当たり前のことですか、字幕は音声がそのまま文字で画面に表示されます。
同時に目と耳の2つの感覚器官を使うのは注意散漫になるとも思えますが、字幕無しで視聴していたとしても、一瞬集中力が途絶えて内容の一部を聴き逃してしまうことは往々にしてあります。
視聴している私達の思考がコンテンツの進行から遅れた場合、動画の再生を一時停止して考えたり、少し前にシークしてもう一度聞いてみたくなります。
字幕がない場合次のような不便さが考えられます
①再生を停止しても、静止画が表示されているだけで、音声情報は確認できない。
②シークして前の部分に戻りたい時、どこまで戻すべきかの見当がつけづらい。
字幕が表示されていれば、一定のまとまりのある文章が表示されているので、ちょっと考えてみたい場所で停止して話し手が言ったことをよく考えることができます。また、早戻しする時に、字幕を頼りにもう一度聞き直したいシーンを目で追いながら探すことができます。
集中の集会で、ビデオの内容から討議する場合、音声を出すことなく、論題と関係した場面を見つけるのもかなり容易になると思います。
年次総会で発表された宣教奉仕に対する調整も、なんども繰り返し視聴して深く考えたい内容でした。
去年の地区大会のビデオコンテンツに関連した部分があったことに気がついたので、スマホとタブレットの両方字幕を表示させて見返した所、すぐ見つけられました。
たとえ私達のことを嫌悪してはいないとしても、貴重な出版物が活用されずゴミ箱行きにされてしまっているとしたら、それは資源と時間と努力のムダであり、実に残念なことです。
「真珠」(マタイ13:45,46;7:6)のように貴重な王国の真理の価値を認識できる方を探して見つけたいですね。
おわりに
宣教奉仕の調整については嬉しく思っています。今は、雑誌の配布数で自尊心を維持したり、誰かれ構わずに霊的出版物をばらまく時代ではありません。
早くてあと2年で、一般向けの雑誌は出揃うことになりますから、単に「新しいものみの塔と目ざめよ!をお持ちいたしました。どうぞ」というスタイルでの雑誌経路再訪問は通用しなくなります。
一般向けの両誌から、あらゆるタイプの人と会話するノウハウを蓄積していけることでワクワクしますね。-テモテ第一2:4
宣教ツールボックスが充実したあと、そこに収録されたどの話題からも会話が成立しないのであれば、その人は心置きなく後回しにしようという決意が固まりました。