JW Library(Android版)を使いこなす 第25回 作成したメモを管理整頓する
デシタルツールに慣れるにつれ加筆修正に抵抗がなくなっていきます。
推敲しながらの下書き、そして気合を入れて清書というメンタルパワーを要求される手順を踏むこととも大切な書き物もあるかもしれませんが、スキマ時間にとりあえずアイデアやメモを入力して、別の機会にちょこちょこと体裁を整えて完成稿まで持っていく、というやり方に私はすっかり慣れてしまいました。
読者の皆さんはどちらでしょうか。
さて、もちろんメモ機能についてもこの考え方が応用できます。
とりあえず、メモして。タグで分類づけして、必要があれば再編集を繰り返します。
今回は上記の再編集の部分つが関係してきます。具体的には何をするのでしょうか。
使わないタグを削除する
見出しの通り、簡素化の一歩はいらないタグの処分です。
タグの削除(そして編集)は個人研究カテゴリの中で行います。それ以外のカテゴリではできませんので注意してください。
まず左からスワイプして、個人研究カテゴリを開きます。
画面上部にユーザーが作成したタブが並んでいることは過去の記事ですでに説明しました。
タグの一覧からタグをタップしてみましょう。もしそのタグに属するメモが一つもないなら、このような説明付きの画面が表示されます。
この「他の聖書翻訳」というタグは「新共同訳聖書」や「エルサレム聖書」「日本聖書協会口語訳」、テーラーの「リビング・バイブル」など現在JW Libraryに収録されていない聖書翻訳の興味深い表現のメモとして使う予定です。
もし、そのタグに関連付けられたメモがある場合、次のような画面が出ます。通常はこちらの画面のほうが馴染み深くなると思います。この画面からメモの編集もできますが、話がややこしくなるので今回は説明しません。上半分だけ拡大表示させました。「家族の崇拝の資料」というタグで開いています。
黄色い丸で囲んだペンのシンボルが「タグの編集」、斜線が引かれたタグのマークが「タグの削除」です。直感的でわかりやすいデザインだと思います。
では、タグの削除をタップしてみましょう。今回は使う予定のなくなった「発表」というタグを削除することにしました。
消したいタグをタップしてから、タグの削除マークをタップすると、このような警告が表示されます。
削除すると決めたのであれば、怖がらずに「削除」をタップしましょう。
読んで字のごとく、削除されるのはタグだけです。メモもろとも消えるわけではありません。複数のタグを付けているなら削除されたタグが外れます。消したタグだけをつけていたなら、タグなしのメモが残ります。
タグを削除した後
二枚を見比べると「発表」のタグが消えたことが確認できます。また作成したタグの数も一つ減っています。
この画像をアップしてから気づいたのですが、この画面で表示されている「削除」のポップアップはタグの管理とは関係がありません。すみません。
実は、この削除はタグではなく、メモを削除する時に表示されます。メモを個別に消したい時、各メモについているその他メニュー(「︙」のマーク)をタップすると表示されます。
管理しやすいタグの数はいくつまでか
実験的に、色々タグをつくっていたのですけれども、タグは10個以下で十分な気がしてきました。もしかしたら数個でも足りるかもしれません。
あまり多くても覚えきれませんし、タグ付けする時やや手こずります。汎用性の低いタグにばらついたメモは、汎用性の高い名前のタグに統合するとよいでしょう。このあたりは、皆さんの個性が光るアイデアとセンスでまとめていっていただければと思います。
巡回監督の訪問があり、地区大会前で色々忙しく、更新が滞ってしまったので、今回はここまでです。つい言い訳が多くなってしまいますが、ご辛抱ください。私の中でブログのプライオリティはその程度なんです。
もう少し気楽に更新できるコラムの方は色々書き溜めていたのですが、ボツにしてしまいました。Androidユーザーの皆さんにもう少し共感を持って頂けるような内容にブラッシュアップして再公開できるといいですね。
とりあえず、使いこなすシリーズを先にケリを付けたいです。この暑さでメインPCが持つかどうかも心配ですが、次回はタグの編集のほうを取り上げます。
お楽しみに。