JWLanguage(Android版を)を使いこなす 第12回 「単語・フレーズ」カテゴリについて
ずいぶん期間が空いてしまいました(^_^;)。三連休いかがお過ごしでしょうか。ようやく少しの自由時間を確保できたので、再び「JWLanguageを使いこなす」シリーズの連載を再開したいと思います。
「JW.org」の日本語読みが世間一般の発音と同じになるように調整されましたが、JW Languageアプリについてはそのような変更はないでしょう。*1
それでも英語の発音と日本語発音はかなり違いますので、もし英語を媒介語とする交流の機会でこのアプリに言及する機会があったなら、「ジェイ・ダボユー・ラングウィッヂ(アッブ)」と言えば相手には一発で通じるはずです。*2
もっと評価されるべきアプリ
本アプリは、母語以外の言語で様々な霊的活動に携わるJWのための学習アプリとして開発されました。
野外宣教、王国会館などでの会話や、聖書レッスンや集会の司会などの場面で必要になる一般の辞書や参考書ではまず収録されていないセンテンスやスキットが収録されているのも本アプリの特徴です。
JW.orgやJW.Libraryよりも対応言語数は限られており、話者数の多い言語が優先的に対応するようです。日本支部が担当する4つの国(日本・ネパール・バングラデシュ・モンゴル)の主要言語のうちネパール語とモンゴル語は未対応です。
それでも、書店や図書館であまり取扱がない言語を学習したいJWにとって渡りに船のような役割を果たしていることは間違いありません。そして、幼年期の子どもたちが楽しみながら勉強することができるような機能もあります。
このアプリを使い続ける多くのJWは、準備段階でこのアプリを用いて練習を繰り返すことがもっとも効果的であることに気づいてきました。
自分の伝えたい表現を検索して話し相手に見せたり、聞かせたりするという使い方もできなくはありませんが、どちらかといえば奉仕者本人がこのアプリで学習や準備を行ったのちに、自ら外国語を話すことを主眼としたアプリのようです。
単語・フレーズカテゴリについて
この連載の過去の記事では、特定の場面に必要な単語・フレーズをピックアップして自分なりのコレクションを作成して練習するやり方について解説しました。
それらの単語やフレーズは、単語・フレーズカテゴリで、場面や用途に応じたものがまとめられています。
単語・フレーズカテゴリは、サイドメニューに含まれています。
サイドメニューはアプリを起動後のホーム画面で、画面左端から右へスワイプするか、画面左上隅のメニューボタンをタップすると見つかります。コレクションカテゴリの真下にあります。
このカテゴリには現在4つのタグが設定されています。これらのタグはユーザーが編集を加えたり・追加・削除はできません。
現時点(2018年冬)で用意されているタグは、「宣教の技術」「教える技術」「聖書の教え」「パンフレット」です。
タグの下には、場面別の単語やフレーズがまとまったボックスが横一列に並べられています。左右にスワイプすればこの画面のまますべてのボックスを確認したり、開いたりすることができます。
また、それぞれのタグをタップすると、そのタグに関係するボックスだけが次のようにグリッド表示されます。
宣教の技術
教える技術
聖書の教え
パンフレット
これらのボックスを調べながら、コレクションを作っていきましょう。
次回の記事では、1つ目の「宣教の技術」タグからどんなコレクションを作り出せるかを考えてみたいと思います。
では、お楽しみに。
*1:「ボディーランゲージ」などの広く用いられる外来語などでこの読み方が定着しているため、これまで通り「ジェイ・ダブリュー・ランゲージ」と読まれ続けるものと思われます。
*2:"Language"の英語発音については英単語 language 発音と読み方 - YouTube
で紹介されています。