JWとAndroid

Android端末を使いこなしたい兄弟姉妹たちのために操作説明や提案などを書いています。

JWLibrary(Android版)を使いこなす 第28回 コンテンツ内の画像を拡大する

     梅雨明けの暑さで体調不良の方が増えているようですが、いかがお過ごしでしょうか。

     メモのバックアップのやり方に割り込む形になってしまいますが、今日の集会中に妻が教えてくれたので、早速これも記事にしてしまうことにしました。

     残念ながら、この機能が利用できるようになった正確な日付を特定することができないのですが、以前はできなかったはずのアプリ内での挿絵の拡大縮小が出来るようになっていました。

     Google Playで確認すると、アプリの最終更新日が2017年7月18日なのでもしかしたらそのタイミングでこっそり機能追加されたのかもしれませんね。

  

 挿絵の拡大縮小のやり方

     やり方自体はとても簡単です。

     まず、アプリ内で挿絵の含まれたコンテンツを表示させます。

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     それから、挿絵を一回だけタップします。

     すると下の写真のように挿絵だけが抽出されて表示されます。

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     あとは、この状態から、ピンチイン操作で拡大したり、拡大したまま指で上下左右にドラッグして挿絵の細部をある程度までつぶさに確認できます。写真では拡大して、人物に当たる光線や細かい表情などを確認することができました。

     

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     このモードを終了するには画面右上のバツ印をタップすれば良いです。

この機能の使い所

     やはり写真が多い「神の王国は支配している」のディスカッションなどで重宝するかと思います。昔の貴重な新聞記事やポートレートはかなりの解像度で保存されていますので、いろいろ鑑賞するのはとても面白いかと思います。

     余談ですが、一時期わたしは電子出版物内で用いられていた「ものみの塔」1939年3月1日号創刊号(英文)の画像を待ち受けにしていました。(アイコンが見にくくなるので今は使っていません。) とはいえ全画面表示しても文字がボケないほどしっかりとスキャニングされていることが確認できます。

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     このような資料は各国の支部事務所や世界本部などに展示されていますが、原画や原本を間近でみると本当に感動します。ウォールキルベテルやパターソン教育センターなどにも赴く機会がありましたら、出版物で未公開の特別な絵画が展示されていますからきっと良い思い出になると思います。

     現在世界本部が置かれているニューヨーク州ウォーウィックのエキシビションスペースもご機会があれば、ぜひ見学してみてください。一世紀から続けられているキリスト教の伝道活動の貴重な歴史や、貴重な聖書写本や翻訳を眺めていると深い感動を味わえると思います。(私は移転前のブルックリンで見学しましたが、それでも大変興味深い展示内容でした)

     2014年夏頃にパターソンでお聞きした所、エホバの証人アート部門は画家の方だけでなく、歴史検証のためのチームもあって、絵画内の小道具や、衣装、動植物が当時の歴史的文化的背景や生態系と矛盾しないよう、また知りうる限り正確なものとなるよう注意深い配慮がなされているとのことです。

     またアート部門で奉仕する画家の兄弟姉妹たちは肉筆で作品を描いておられるのはお一人だけで、残りの方は全てデジタルペインティングで作成しておられるとのことでした。

     デジタルペインティングによって、一枚の絵を複数の画家が共同で書き上げたり、一枚の絵を別の絵として合成したりすることも容易に行えるようになりました。こうしたところにもテクノロジーを善用する努力が垣間見えます。

     胸に迫る絵画や写真を精力的に作り出しておられる彼らの働きにも感謝したいと思います。