JW Library (Android版)を使いこなす 第27回 バックアップの下準備
このシリーズもついに大詰めとなりました。今回から、JWLibraryバージョン9で追加された機能、メモのバックアップについての解説を数回に分けて行ないます。
では早速、用語の説明です。
①バックアップ
②クラウドストレージ(オンラインストレージとも)
バックアップとは
まずバックアップという語ですが「万一のための控え」という意味です。
「バックアップを作っておく」なら大切なデータが消えた(消した)としても、そのデータを元通り「復活」させることができます。
JW Libraryはメモを手動でバックアップする必要があります。ハイライトは、アプリ本体をアンインストール(削除)しない限り、自動的にバックアップされています。
クラウドストレージとは
これは(以前にも説明しましたが)データを預けておく「口座」のようなものです。
お手持ちの機器が故障・破損したために、保存したデータが見られなくなってしまったとしても、あらかじめクラウドに預けたデータのほうはその影響を受けず無事であるため、クラウドはバックアップ先として安全です。
用語解説は以上です。
定義を正確に覚えることよりも、大まかに意味合いを掴んであとは実践していけば十分だと思います。
注意点
銀行口座と同様、個人用のクラウドを利用する時には本人確認が求められます。メールアドレスとパスワードは、デジタル社会では印鑑とパスワードのようなものだという認識を持って厳重に管理してください。
特に不特定多数が利用するコンピューターから自分のクラウドにアクセスした場合、利用終了後はそのままにせず、必ずログアウトしてください。ログアウト操作を行わないないのは、ATMにキャッシュカードをそのままにしているのと同じぐらいの不注意行為です。自分専用の端末であってもなくても、第三者があなたの保存データを勝手に閲覧、または操作(改ざん、削除、不正利用など)できてしまいます。
クラウドアプリを選ぶ
GooglePlayストアで「クラウド」というキーワードで検索します。
このブログではどのアプリが良いかまでは、あえて書かないことにします。どれがいいかは容量を重視する人か、セキュリティを最重要視する人かで異なるからです。私自身複数のアプリを比較しながら数年に渡って使い分けて続けていますが、まだ結論を出せません。
アプリの評価点や口コミを参考にしながら、お好きなアプリをお使いください。それぞれのサービスの違いをまとめて比較したページもネットで色々と見つかります。
この記事ではGoogle Driveをバックアップ先として使うものとして話を進めていきます。
JW Libraryでメモのバックアップを開始する
ある程度メモを書き溜めてくると、「これが全部消えたらどうしよう」「端末を買い替えた時にどうしよう」と考え始めるものです。1から全部やり直し、ということだけは避けたいものです。絶対に心が折れますし、記憶に頼った完全復元は無理です。
ですから、メモ機能を使いだした方にとって、バックアップを作っておくことは絶対に必要になります。
バックアップは個人研究カテゴリーから開始します。
個人研究カテゴリーを開くとタグの一覧と最近作成したメモが表示されます。右上に注目してください。矢印付きの雲マークがあります。
バックアップを作成は読んで字のごとく、バックアップを作る操作を開始します。バックアップを復元は、作成したバックアップをアプリ内に復元します。
では、また近日中に!
暑い日が続きますが、一緒に大会の招待(宣伝)キャンペーン頑張りましょう。