JW Library(Android版)を使いこなす 第15回 集会の予習をする。その2
予習編その2は,本文の朗読を聞きながら,研究記事に目を通す方法です。
この機能を用いるには,オンライン環境が必要です。つまり,モバイル機器がインターネットに接続されている状態でなければなりません。
長々と説明するよりも画像を見ていただければ,一目瞭然です。
オンライン状態での表示
上の画面で,メニューバーの,再生マークをタップするだけで,朗読が流れます。とても簡単ですが,裏を返せば迂闊にも集会中にここをタップしただけで音声が手元の端末から流れてしまうという事態になります。皆さん善意で助けてくれますが,端末の管理(マナーモードや操作の習得)は本来その所有者の責任です。
故意ではないということはJWの友なる仲間たちは理解してくれます。それでも,いろいろな通知音や音声があちこちから聞こえてくるのは,プログラムや他の聴衆の思考を妨害しかねませんので,常習的に放音してしまい,しかも操作に手こずってしまう人を助けられるよう案内係以外の兄弟姉妹も気構えをもっておくのは良いことだと思います。
オフライン状態での表示
Wi-Fiをオフにしたり,機内モードなどに設定してデバイスをオフライン(インターネットに接続されていない状態に)すれば,音声がストリーミング再生されてしまうことはありません。
再生中に全画面表示に切り替える
ストリーミング再生中に,画面最下部の再生バーをタップすると,ドキュメントがカバーアートに覆い隠されます。
全画面表示中は紫色の丸が付いたシークバーが出現しますので,記事中の特定の箇所まで丸をスライドさせて聞き直せるのが便利です。つまり,早送り,早戻しの操作はこの画面で行うことになります。
左上の下向きのマークをタップすると元のバー表示の状態を復元します。
右上のバツマークをタップすると再生そのものが終了します。
ストリーミング再生機能は姉妹誌の「目ざめよ!」などのコンテンツでも利用できますが,すべてのページが対応しているわけではありません。再生データのあるページのみ利用できます。これはJW.org上のコンテンツでも同じです。
いかがでしょうか。ここまではそんなに難しくないと思います。集会の研究記事の予習は,いきなり答え探しをしながら一節ずつ勧めていくのではなく,まず全体を通して読んだのちに取り掛かる必要があります。そうすると,時間をかけて考える時間をとることができますので,次の記事で紹介するハイライトの作業がとても行いやすくなります。結果として完結で的を射たコメントをする助けになります。
ぜひスキマ時間を使って集会で扱われる資料の朗読を聞いておきましょう。ありったけ蓄えたデータを,どこでにも手軽に持ち歩けてそのまま視聴できる。それが,モバイル機器の最大のメリットの一つです。
次回はその3です。機能追加されて久しいハイライト機能についても色々と考えもまとまってきました。お楽しみに!