JWLanguage(Android版を)を使いこなす 第16回 「宣教の技術」のフレーズについて その4
今回は、初回の訪問の後半で用いる単語やフレーズが中心となります。
今まで私達の文書を受け取ろうとしなかった方も心境や環境の変化によって、聖書からしか得られない貴重な情報を考量してみようかな、という気持ちになることがあります。
国や地域によっては稀なケースだとしても、初回から、非常に積極的な関心をお示しになる方もいないわけではありません。そうした方との話し合いは楽しいものですが、一度の訪問があまりにも長引いてしまうのは色々と不都合があります。
なにしろ、私達奉仕者自身が数年かけてレッスンを受けてきた知識を、わずかな時間で説明しきれるはずがありません。不用意に話をしたとしてもそこからまた別の質問が生じるものです。
その点で助けになるのが出版物です。*1
トピックを厳選し、絞り込むなら系統的な話し合いが行なえます。今後宣教ツールボックスに追加される一般用の雑誌や現在用いられている冊子やパンフレットなどは、私達自身の手柄のためでなく、望む人の必要を満たすために、その人にマッチした内容のものをぜひ提供したいと思います。
その場面で用いるフレーズが、次のボックスの中にまとめられています。
文書を提供する
このボックスの中のフレーズから作り出せそうなコレクションとしては次のようなものを思いつきました。
出版物の質問から提供につなげる
出版物を手渡す時の一言
手渡したあとに付け加えられることば
寄付についての説明
これらについては、別のコレクションのフレーズ集の終盤に組み込めるとも思いますし、配布の瞬間のリアクションを見極めることが家の人の関心の真摯さを見極めるうえで役立つことがあります。
配布の後は、話を切り上げるステップに入りますが、この時、撒いたものに水を注ぐための準備もしておきたいところです。(コリント第一3:6)
次のボックスからは再び訪問して話し合いの続きを行いたいことを伝える際に必要なフレーズがまとめられています。
下のボックスを見つけて、中からご自分にとって用いやすいフレーズを見つけて、他のコレクションに付け加えて、スムーズにつなげられるよう練習しましょう。
再訪問(RV)を申し出る
コレクションを作成するための場面をイメージするため、収録されたフレーズを用いることになる場面を列挙しておきます。
ひとまず会話をこちらから打ち切る場合に
再訪問したい意思があることを伝える
再訪問に必要な情報を尋ねてアポをとる
再訪問の予定の変更やキャンセルをしたい場合に
再訪問の土台を据えるための基本フレーズ
実際に再訪問したときの切り出しとなるフレーズも準備されています。やむを得ず日数があいてしまった場合、挨拶・自己紹介のボックスからのフレーズも臨機応変に組み合わせる必要が生じるかもしれません。
基本的に再訪問が継続しているなら、下のボックスの中から決まり文句を見つけ出すことができます。
再訪問(RV)
ボックスのテーマがテーマですから、場面も限定されますね。
コレクションのタイトルとしては以下のものが考えられます。
前回の話し合いに言及するときに
再び訪問した目的を伝えるために
さて、今回はここまでです。世の中は変化し、言語学、科学、考古学、医療分野で常に新発見や進展はあるわけですから、それが正確、もしくは実際的なものだと確認されたのであれば、以前の古いやり方や考え方に拘泥するのは潔いことには思えません。他の場合においても、受益者にとって最終的に益となる更新・改定は私としては歓迎すべきものだと考えています。
一段落着いたら、すでに予告してあった一般アプリの特集も織り交ぜていきます。いつになるかは未定ですが、手話版のJW Libraryも扱いたいと思っています。
では、次回をお楽しみに。