JWLibrary(Android版)を使いこなす その38 集会ワークブックの注釈を聖書に貼り付ける
日本の農村地域での楽しみの一つは、家から家の奉仕を行っているときに、他の奉仕者とまとまった会話をする余裕が生まれやすいことです。店舗と集中インターホーンがほとんどの台湾ではなかなかそうはいきませんでした。
水田やビニールハウスが主なブロックに点在する家々を訪問しながら有益な情報交換ができることをとてもありがたく思ってます。移動途中でも話ができそうな人を探してはいますが、こう冷え込みが厳しいと屋外にいる方はめったにお見かけしませんね。
この数週間で、集会ワークブックの資料に含まれたスタディ版の注釈(nwtsty)が話題によく上ります。
そこで、今回は今一度アプリの操作復習と補足も兼ねて、新世界訳聖書にその注釈をメモとして貼り付けることで、毎日の聖書通読の質の向上に役立てられないかと思い、記事にすることにしました。
まずは準備、タグ作り
作ったメモを後日個人研究する時に活用しやすくするため、前もってタグを作っておくことをおすすめします。タグを新規作成するやり方は前に詳しく解説しましたので、今回は図だけにしておきます。
タグの名前はなんでも良いと思います。
ダラダラと長い名前のタグを付けている人もいますが、汎用性が低くなり、タグ乱立を招くので、ごく簡潔な名前にしましょう。
下準備はここまでです。タグは最初のメモを作るタイミンクでも追加できます。
神の言葉の宝を神の言葉に貼り付けてみよう
いつものように、「集会」をカテゴリから、「生活と奉仕の集会」タブを選ぶと、集会ワークブックがアプリのリーディング・ペインに表示されます。
画面の横幅があるドット数を超えると、下のように一つの画面で2つのペインに分割されます。8インチよりも大きなタブレットがこのように表示されます。
写真枚数が少なくて済むので、このブログではミドルハイクラスの10インチタブレット、ZenPad 3Sを使って説明することにしています。
2018年からの新しい特徴
注釈は一つの聖句の特定の語を調査した資料やメディアがふくまれています。
複数の注釈が含まれている場合、それらはひとまとまりのリンクとしてまとめられているようです。
スタディ・ペインの注釈をコピーする
スタディ・ペインに表示される注釈は、それがどの言葉についての資料なのかを区別しやすくするため、語句:説明(またはメディア)という形式にまとめられています。
メモに必要な説明の部分だけをロングタップで選択して範囲を調整したら、指を離します。ここで、できれば、メモの語句部分は一時的に記憶してください。あとでメモを貼り付けるときに思い出す必要があります。
範囲を指定して指を画面から離すと、メニューが表示されるのでコピーをタップするとメモに貼り付けるための文章を「拾う」ことができます。
貼り付け先の聖句を表示する
次に、貼り付け先となる聖句をリーディング・ペインでタップします。
するとスタディ・ペインにその聖句が表示されます。
画面の小さなデバイスでは画面がスタディペインと切り替わります。
そうしたら、聖句の上にある聖書翻訳のタイトル部分をタップしてください。
(すみません。上の画像の説明の「注釈」の文字は「聖句」の誤記です)
すると、下のようにリーディングペインで、貼り付け先の聖句にフォーカスされます。
このあたりの挙動は感心させられます。
メモを聖句に結びつける
先程記憶した語句が聖句に含まれているならそこを指でなぞります。
写真では「驚き入っていた」をなぞっています。上手くなぞるには練習が必要かもしれません。範囲を定めたら指を離すと、メニューがポップアップします。
このメモは他と区別したほうが他所サウナので、メモには色をつけないことにしました。
一番右のメモアイコンをすぐタップして選択します。
するとスタディペインで、どのハイライトの色でもない薄紫色の背景のメモが追加され、編集可能になります。
あとは、メモの本文に注釈を貼り付けるだけです。
メモの本文部分でロングタップします。
押し付ける時間は感覚的に一秒間くらいでしょうか。
指を離すと貼り付け、という表示が出ます。
ここまでくれば簡単です。あとは貼り付けをタップすると完成です。
最後に、前もって作ってあった「スタディ版の注釈」というタグを選べば完成です。
毎週必ず、注釈は増えていきますから、毎週バックアップを作成する習慣もつけておきましょう。
これで、改訂版が将来日本語版で出版されるまで知識を蓄えながら待つことができるようになりました。
今回はここまでです。
また新しい動きがあれば、旧シリーズもどんどんわかりやすく書き直していきたいと思います。ではまた次回の更新をお楽しみに!!