JWとAndroid

Android端末を使いこなしたい兄弟姉妹たちのために操作説明や提案などを書いています。

JWLibrary(Android版)を使いこなす その35 新世界聖書スタディ版のよく使う機能のまとめ

     休暇モードに入るやいなや、風邪をこじらせて寝込んでしまいました。風邪の感染源は手から口が多いといいますが、職場のPCでレジュメを作りながらお菓子を食べたのがマズかったような気がします。

 

     さて、今回はスタディ版聖書のよく使う機能のまとめです。この操作は参照資料付き新世界訳(日本語版)でも一部応用できます。画面の操作に慣れておくなら、アプリだけで聖書の個人研究をとても楽しく行う下準備ができます。

     書籍や小冊子や雑誌も大切ですが、一番大切なのは聖書ですので、野外であまり聖書を用いた話し合いができない日本ではなおのこと聖書そのものを各クリスチャンが個人的に研究することが重要になってきます。

     深く掘り下げることと、がむしゃらに資料を検索してかき集めることとは同じではありません。私たちは聖書クイズ王になることを目指しているのではなく、クリスチャンとして円熟する必要がありますから、毎回研究テーマを決めて特定の文脈や幾つかの聖句について徹底的なリサーチをすることが大切になってきます。

 

相互参照の特徴と使い方

   聖句をタップすると、節番号の近くにポップアップメニューが表示されます。

   「宝石」「ブックマーク」「パラレル・トランスレーション」「聖句のコピー」「メモ」の順に並んでいるかと思います。

   大きな画面の端末では画面が左右に分割されます。小さい画面の端末でも横向き表示すれでは分割されます。

   左半分は「リーディング・ペイン」という正式な名称があります。読書用区画という意味ですね。右半分は「スタディ・ペイン」という名称が与えられています。勉強用区画という意味です。この呼び方はそのまま覚えてしまいましょう。

 

 

  スタディ・ペインは読書の邪魔になるようなら非表示にすることもできます。画面の小さなスマホで縦向き表示にすると、どちらかのペインだけを表示するよう工夫されています。

 

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個人研究用コンテンツについて

聖書の書名リストでも確認できますが、四福音書のみに個人研究用コンテンツを意味する宝石アイコンがついています。

それぞれの書をリーディング・ペインで読み始めると、スタディ・ペインにはまず個人研究用コンテンツが表示される仕様になっています。

 

ここでは、ヨハネによる書を表示させてみます。

スタディ・ペインの先頭に注目してください。

ちょっと紛らわしいですが、欄外参照と表示されているときは、スタディ・ペインには個人研究用コンテンツが表示されています。

これが大変素晴らしいまとめられ方で、その書全体の概要が章別にまとめられています。

全体のリンクは、それぞれの書のさらに前にアーカイブされています。

 

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腰を落ち着けてスタディ・ペインで大体の情報を掴みながら、聖書本文を読み進めていくという通読スタイルも取れるかもしれません。割とよく「聖書に対する洞察」2015年6月印刷版(英文)に準じた資料が含まれています。

個人研究用コンテンツをスクロールさせてさらに見ていきます。

すると、節の解説、語句の解説などが含まれていることが確認できます。

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    神学的物議をかもしやすい聖句は特に念入りな解説が節単位で載せられています。非聖書的な教理に動揺させられないよう自分の信仰を聖書と調和した純粋なものにするのに役立つはずです。

 

  今回はここまでです。

  次回は、スタディ・ペインの相互参照機能についてまとめます。