JWLanguage(Android版)を使いこなす 第8回 レッスンメニュー「組み合わせる」について
組み合わせる、のレッスンは、前回解説した「見る」のレッスンの発展形です。それで少なくとも「見る」のレッスンと同程度以上の学習負荷がかかります。
「組み合わせる」レッスンの特徴
日本語話者が英語を学習言語とした場合、「見る」のレッスンでは「日本語」が表示されたら「英語」の選択肢が、「英語」が表示されたら「日本語」の選択肢がランダムに表示されました。
「組み合わせる」は少しアプローチが異なります。「見る」との最大の違いは、問題すべてが、選択肢ともなっていることです。左半分に第一言語、右半分に学習言語が表示されます。
すべての項目を組み合わせることで一回のレッスンが終了し、成績が表示されるのは「見る」のレッスンと同じです。
実際に練習するとわかりますが、「組み合わせる」では、第一言語(母国語)、学習言語どちらからでも選択できるという特徴があります。
とりあえず、わかるフレーズから潰していくことができてしまうために、後半になればなるほど難易度は下がってしまいます。
そのようなわけで「組み合わせる」のトレーニングは、よく似た表現の使い分けを覚えたい場合や、同じ場面で別の言い方の練習用として用いるのが良いのではないかと思います。
英語など馴染み深い言語であれば、次のスクリーンショットのように同じ表現を含むフレーズを集中的に練習するにも使っています。
上は、「聖句を紹介した後で」というコレクションを作り、それから「組み合わせる」でレッスンを始めた時の画面です。選択しながら、声に出し、徹底的に重要表現を叩き込んでいきます。
このように、1つの場面で色々な表現を使い分けることができるようになると単調さが軽減されるので自分も相手ももっと楽しく会話することが出来るようになります。
「組み合わせる」のトレーニングは、韓国語やタイ語、ヒンディー語、ミャンマー語、アラビア語など用いられてい文字そのものが日本人にとって識別しにくい言語のとき、ポイントとなる文字の部分をより速く識別するトレーニングにうってつけだと思います。*1
次回は、「聞く」のレッスンの解説です。Android関係で私たちに役立ちそうなニュースを見つけたらそれもキャッチして紹介してみたいです。
寝不足でなんとなく眼圧が高いような気がするので、今日はこのへんで。
*1:日本語を学習している方であれば必ずひらがな・カタカナでつまづきますから「組み合わせる」レッスンで日本語を一生懸命勉強している人もいるのかなあと思います。さ」と「き」、「は」と「ほ」、「ソ」と「ン」、「ナ」と「メ」など似た形のかな文字がゴロゴロありますよね。