JWLanguage(Android版)を使いこなす 第7回 レッスンメニュー「見る」について
言語の勉強には色々なメソッド(方法)があります。基本的には目や耳や口などを色々用いて練習し、用いた器官に対応する言語機能が向上します。
たくさん文字を読めば、つまり目を使えば、読解力と語彙が強化されます。たくさん聞くことで聴解力、書くことで作文力、話すことで会話力が伸びていきますが、これは前述のトレーニングで蓄えた語彙の上に積み重ねて行くことになります。*1
要するに、すべての始まりであり、基本となるのが最初の読む、つまり見る練習ということになります。テキストやフラッシュカード単語や例文や会話例や問題文を見て理解するには、書いてある文字の意味を正しく理解できなければなりません。*2
今回から、数回にわたってレッスンの記事が連載されます。その初回は「見る」レッスンの解説です。
その前に、前回の捕捉をすこしだけ書かせてください。
各コレクションを開くと、コレクションしたフレーズの一覧が表示されます。
コレクションのタイトルの下の白いバーに注目です。
左端にはフレーズの数、そして右端にフレーズの編集機能メニューがあります。
この編集機能は今のところ余り使わなくても良さそうだと思いますので、編集機能の解説は下のスクリーンショットに簡単に書き加えておくことにしました。
レッスンを繰り返すうちにコレクションの構成に違和感を覚えたら使うぐらいで良いと思います。
「見る」レッスンをする
さて、レッスンメニューの試してみよう、を試してみます。
今回は「見る」というレッスンをやってみます。
見るという文字の下に「見て語句を選ぶ」とありますから、このレッスンの目的は、読解能力を向上させることにあることがわかります。何度も何度も練習を繰り返すうちに、ほぼ瞬間的正解がわかるようになると思います。
もちろんこのアプリではただ読むだけにならない工夫がされています。
実際にレッスンを開始した様子がこちら
画面上部に第一言語(写真では日本語)が表示され、その下に学習言語で色んなフレーズが表示されます。
正解だと思うフレーズをタップすると、下のように画面下部に正解かどうかのメッセージが表示されます。この後、ネイティブの音声も流れます。環境がふさわしいなら、音声を聞きながら自分も同じように発音(シャドーイング)するとさらに効果的です。
再生される音声に対する操作
右上の①は再生速度の変更です。
タップする度に1X(標準)→ 3/4(75%の速度)→1/2(50%の速度)→1X(標準)と変更することができます。
②はスピーカーからの音声のON-OFFです。
間違えると、下のような表示がされます。(これは別に作成した少し難しいコレクションのものです。)
誤回答の選択肢はグレーアウトして選びことができなくなります。。
目に入った言葉と関係する意味や音声を結び付けられるなら、会話のどの部分を勉強しているかをつかめるので、反復練習が行いやすくなります。
最後に成績が表示されます。全部で何通りあるかは確認していません。
レッスン中はいつでも、左上の☓印をタップするとレッスンを中止して練習集のコレクションのトップに戻ることができます。
今回はここまでです。次回は「組み合わせる」のレッスンメニューの使い方解説を予定しています。
相次ぐ台風到来で週末の予定がかき乱されて困ってしまいますね。
うちは屋根のパネルが吹っ飛びました。出窓が割れなかったのが幸いです。