JW Library(Android版)を使いこなす 第16回 集会の予習をする。その3
予習シリーズ第三回は,ハイライトの付け方です。*1
ハイライト機能は直感的な操作で行えます。指先に仮想インクをつけたような感覚で文字に指を"軽く"押し付けて,横になぞるだけです。*2この時,あまりにも強い力で画面に指を押し付けていると指を横に滑らしづらくなります。このあたりの力加減は,慣れと経験が必要です。
ハイライトを付けている時,自分の指で文字が見えなくなりますが,タッチしている部分に拡大画像が表示されるため,それを見ながら望みの場所で指を話すことにより,好みの長さにハイライトを付けられます。*3
上の画像では「用いる」の"る"の字の部分でキッチリハイライトを止めることができています。
また,一度ハイライトした部分はあとから何度でも色を変更することができます。
ロングタップした指を動かすことなく,そのまま画面から離すことと次のような表示になります。
水色の涙滴のようなシンボルは1文字単位で左右に動かせます。微調整が必要な場合,この操作方法でハイライトしてみてください。2行以上にまたがるハイライトは上下に指を滑らせるとスムーズです。
ハイライトの色の使い分けについて
さて,基本的な操作説明は以上なのですが,ハイライトは,イエロー,グリーン,ブルー,レッドの4色を用いることができます。
これは規則ではありませんので,どう使い分けるかは読者の皆さんの自由なのですが,私は4色それぞれのカラーに意味合いを持たせています。*4
赤色のハイライト
禁止項目。JWがしてはならないこと。本文中ではっきりと「すべきでない」などと明記されている。または,個人的にしたくないと思ったことに付ける。
黄色のハイライト
要調査項目。請求な結論判断を避けも,注意深く研究したい要素に用いる。家族の崇拝・個人研究で再確認したいものにつける。聖書的に何らかの裏付けとなっている概念に対しても用いる。
青のハイライト
推奨項目。JWとしてやっておきたいこと。本文中で「することができます」などと励まされている。個人的に目標としたいことにも付けられる。
緑のハイライト
保証項目。質問に対する直接的な答えの部分。または,揺るぎない結論として得られたキーワードに対して付ける。
私は,上のように使い分けています。一応今回の記事内の画像もそれに準じた物となっています。
この使い分け方は,特に「神権宣教学校の教育の過程から益を得る」の本で上のように分類すると,行うべきでない話し方,行うよう努力すべき話し方,なぜそうすべきか,どんな効果が得られるかなどがそれぞれ明確になります。
「やらないほうがよいこと」はレッドを「やっておかねばならないこと」はブルーを目で追うだけで,かなりの効果が得られると思います。
繰り返しになりますが,ほかの分類方法も必ずあります。ご自身が慣れた方法を使ってください。いずれにせよ,ハイライトの色のとそれが意味するものに役割を与えることで,研究記事を自分の信仰をより豊かに養えれば良いのです。
ハイライトは保存(バックアップ)されるのか
JW.orgでは次のように回答されています。
つまり,JW Libraryアプリ本体レベルでアンインストールしないかぎり,ハイライト(ブックマークも)はアプリデータに保存されています。それぞれのコンテンツを削除しても,再びダウンロードすれば,ハイライト(およびブックマーク)は復活します。
聖書とその出版物を勤勉に研究する私達の努力が無駄にならないのことですね。ハイライト機能を活用すれば,紙媒体と蛍光ペンを用いるより遥かにスマートに個人研究や予習が進められると思います。奉仕と研究のモチベーションを維持するためにもぜひこうした機器を用いて霊的「充電」の機会を確保しましょう!
さて,次回も引き続いてハイライトの補足説明をします。お楽しみに!!
*1:現在は,スタディペインエリアではハイライトをつけることはできませんが,これは今後のアップデートで対応することが予定されています。
*2:
残念ながら,今回のアップデートでマウス操作によるハイライト操作が行えなくなってしまいました。この問題は一時的なものかもしれませんが,マウスで操作している方も少数派だと思いますので,今回の記事内では主に指で直接ハイライトする方法をご紹介します。
*3:原因は不明ですが,日本語版ではどうしても一文字単位でハイライトを付けられない場合があります。その場合は諦めてください。
*4:交通信号を参考にしています。青は「進んでも良い」黄色は「止まれ」赤は「停止した状態を維持せよ」を意味しています。運転ライセンス保有者で,青「直ちに発信せよ」黄色「急げ」,赤「発信に備えよ」と解釈している方はカエサルが運転者に何を要求しているか,もう一度道路交通法を勉強し直してください。