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JW(エホバの証人)とAndroid

Androidタブレットを使う日本国内のエホバの証人(JW)のためのブログです。

コラム 第十一回 記事の挿絵に隠された情報と簡潔な話し方の関係

     私たちは毎週のミーティングでディスカッション中に,司会者から資料の写真や挿絵に基づいた簡潔なコメントをするように勧められる事があると思います。

     写真や挿絵によってはキャプションなどがついていて何を伝えたいのかが一目瞭然であるものもあれば、見ようによっては色々な教訓や適用を引き出せるものもあります。

     プログラムを進行する立場になることがある者としては、自由闊達なコメントは場を活気づけるものとなりますので望む所なのですけれども、たまにですが,

「この写真や挿絵はそんな事を伝えようとしているのでしょうかねぇ?」

…と思わずにはいられないようなコメントも飛び出すことがありまして、このような時はどのようにズレを修正するか即座にフォローするのはなかなか大変なのです(^_^;)

 

     こうしたことを防ぐにはまずその写真や挿絵に本来タイトルがついていたと仮定したらそれはどんなものだったか、という黙想が大切になってくると思います。

     では、もし写真や挿絵についての公式コメントが参照できるのであれば助けになるのではないでしょうか?それで今回のコラムの前半で記事にすることにしました。

 

ものみの塔オンラインライブラリで画像のキャプションを表示させる方法

 

     まずこの写真をご覧ください。

f:id:LinXiaoHong:20170324154945j:plain

王国会館で対象的なモデルが左右に配置された構図です。もうここまで考えただけで色々なコメントが出てくる様子が目に浮かびます。

 

     ではごく簡潔な一文でこの写真を説明できますか?例えばたった一つの文章で。…というわけで、この挿絵に隠されたタイトルを表示させてみましょう。

f:id:LinXiaoHong:20170324155219j:plain

上の写真のようになりました。

「王国会館における慎み深い服装と見繕い,慎みに欠けた服装と見繕い」

という画像に関係するデータが表示されていることがわかります。

 

表示させる方法

  ①まずAndroidタブレットものみの塔オンラインライブラリのページを開きます。*1

  ②書籍や雑誌などの写真や挿絵を画面内に入るように表示します。

  ③その写真や挿絵をロングタップすればキャプションがポップアップ表示されます。

とても簡単ですね。

 

iOSバイスでは参照できない?

 

iPadで同じ操作をしてもダメでした。safariではダメなのかと思ったのでiOSChromeをインストールして再挑戦しましたが,やはりiPadではロングタップしてもこうした詳細な情報は表示されない仕様のようです。
もしかしたら別の操作が割り振られているのかもしれません。今後のためにこの辺は調査してみます。iOS系のブログを書いているJWの人たちはとうに発見済みで記事にしておられるかもしれませんね。

 

 

簡潔にコメントができないのはなぜか

     私は長年,自分のコメントが長すぎることを気にしてきました。

     このブログを読んでいただければおわかりだと思いますが,私はかなりの理屈屋です。ルービックキューブやチェスを趣味にしているので,ひたすら脳内でPDACサイクルを繰り返すことをそれほど苦痛に思いません。*2

     そんな私に転機が訪れます。外国語での活動です。

     外国語で自分の考えを伝えようとすると,思いつく文章が難しければ難しいほど自分の首を絞める事になります。祈りであろうと,奉仕であろうと,講演であろうと,簡潔な概念を簡潔な言葉で思いつけないと,とても話すことはできません。

 

     海外でなかなか会話ができない日本人の仲間に母国語で話しかけると元気になるのですが,その人達の日常的なおしゃべりを文字に直しながら聞いていたら,一体いつ述語が出てくるのだろうと思うほど一文が長かったり,歯切れが悪い曖昧な表現だったり,時系列が前後しまくったり,複文を多用する複雑な文章であることが共通していました。そういう話し方は絶対に通訳したくありません。

     それからはコメントではできるだけ語彙を減らし,短くて平易な文章で発言するように心がけるように気をつけています。

     私もつい衝動的なコメントをしてしまい,自分の言葉をまとめようにも収集がつかなくなったことも多々あります。上着の最初のボタンをかけ間違えたかのような付け焼き刃の推論では結論が宙ぶらりんになるのは当然です。

 

長々しいコメントになりがちな人の傾向

      私達JWの組織は某国のように独裁者が期待する画一的な調和を求められてはいません。様々な背景と個性を持つ人達が集まるオーケストラ的な一致が生み出されています。当然かなりの個性派が存在感を発揮してもいます。

 

     論点を外してしまいがちなのは中庸な思考の方々よりも,感情、直感、感性想像力を爆発させる芸術肌(いわゆる右脳優位な方)に目立ちます。もちろん論理,分析を得意な方(いわゆる左脳優位な方)でも着目点がまずかったために,ずれるときはずれます。

     両者の言語表現は対象的ですが、発想の出発点が次のようなものであるならもれなく脱線します。

・写真や挿絵の意図するテーマをつかめていないのに微に入り細を穿つような観察を始めてしまう。
・写真や挿絵に含まれるあらゆる要素にはすべて意味があるはずだという思い込み


     上の写真を例として出しましょう。

     右のスーパースリムスーツを着用した二人はヘアースタイルや靴のデザインさえも左の模範的な兄弟たちとかなり方向性が違います。そうしたものも広義の意味で服装や身なりに含まれると思います。

     興味深いのは,四人の男性の互いの立場や関係はどうなのか,そもそも右の二人は献身したJWなのか,スマホを使っているかどうか,膝を曲げて立つかどうか,今後この二人はより親しくなっていくかどうかなどは今回の記事の画像にはコメント情報としては含まれていない,という点です。

     つまりそこは写真の要点ではないということです。保守的な見方が優勢な地域の会衆ではそのあたりを神経質に突っつくコメントがもしかしたら出るかもしれません。でもあくまでもこの記事での要点は「慎み深い服装と身なりが王国会館で期待されている。」ということに主眼があるのです。

     何が言いたいのかわからないコメント,長々と冗長なコメントになりがちな人が要点を絞り込んで簡潔に述べられないのは,ピントが合っていないか,余計なものが見えすぎているか,口語の語彙が少なすぎるために出版物の書面的表現をそのまま読み上げている,などが原因になっていると考えられます。

     今後も自戒と反省の意味も込めて短いコメントを心がけていきたいと思います。

*1:インターネットブラウザアプリはGoogle Chromeを使うのが確実でしょう。また、オンラインライブラリ内での操作方法については後日別の連載記事で取り上げたいと考えています。

*2:

PDCAサイクル - Wikipedia