JWLibrary(Android版)を使いこなす その5(アプリ版聖書の表示の違い)
Androidを搭載した電子端末は機種によって画面の大きさと形がバラバラです。*1
Android版JWLibraryはこれらの違いに合わせて自動的に表示が調整されます。画面が縦向きか横向きかによってシステムはアプリと共同して表示を変更します。
公式サイトでの「よくある質問」の説明によれば,聖書ビューで聖書の署名一覧がトーンの異なる紫色で色分けされている理由は,「神の言葉の紹介」の質問19で説明されている 8つのグループ に対応させたもののようです。*2
異なる画面サイズのAndroidでの聖書ビューでの見え方の違い
10インチクラスの大きめのタブレットでは聖書の書名一覧がこのようにゆったりと表示されます。一画面で章の一覧と,その書の解説が表示されるのが特徴的です。画面の大きさにゆとりがあるので,上部のコンテキストメニューもスッキリしています。集会専用としてタブレットを購入する方は10インチクラスをオススメします。
9.7インチタブレットでの表示
開きたい書名をタップするとその書の章一覧が表示されます。
画面が十分に大きいタブレットであれば左半分に章の一覧、右半分にはその書の大まかな説明(筆者、場所、書き終えられた年代、扱われている期間)も同時に表示さます。
今後主流となっていくと考えられている8インチタブレットは携帯サイズとしてはギリギリで,スマホよりも多くの情報量を表示できるため,集会での視聴にも耐えるものです。女性でも持ち運びし易い重さのものも多くおすすめです。
私は所有していないため未確認ですが,画面の縦横比が4:3の機種であれば8インチでも上と同じような表示になるのかもしれません。
8.4インチタブレットでの表示
特徴的なのは章のリストが一画面全体を用いて表示されていることです。
次はあまり気づかれていない点なのですが,
コンテキストメニューに長さの異なる横線三本からなるシンボルが追加されていることにお気づきでしょうか。(虫ネガネマークの右)
ここをタップするとその書の解説の表示に切り替わります。
もう一度章の一覧にもどるには今度はコンテキストメニューのタイル(4つの四角が田の字に並んだマーク)のシンボルをタップすれば表示が切り替わります。
もう手放してしまいましたが。7インチタブレットでもほぼ同様の表示だった記憶があります。
この画面サイズのタブレットで集会中に画面が窮屈だと感じるのであれば,横置きスタイルで表示すると多少読みやすくなります。
最後はスマートフォンでの表示です。
アンドロイドでは5から6インチが多いかと思います。
もっとも画面サイズが小さくなるため,下の写真のように聖書の署名リストも短縮形で表示されるのが特徴的です。
さすがにこの大きさで集会中の使用は大変そうです。(使っておられる方もおられますが)でも,非公式の証言でとてもスムーズにお見せできるのはスマホの利点です。
5.2インチスマホでの表示
スマホ版でも章の一覧とその書の解説は別画面表示です。画面の幅がさらに狭くなったため,使用度の低い機能は右上の「︙」シンボルのその他メニューにまとめらました。
こうして比較しますと,それぞれの違いはありますが,全体的なテーマが大きく異なることがないようよく工夫されていることに気が付きます。
これで,他の人のAndroid端末で表示が自分と違っていても驚くことはないでしょう。
まとめ
画面が小さいAndroid端末では,章の一覧とその書の解説との表示を切り替えるシンボルが上部のメニューに追加される。
また,小さい画面に収めるため,表示が省略される。
*1:機種別の画面サイズをまとめておられる方もいます。大変そうですね。
2016年最新版 iPhone・Androidスマホ 機種別画面サイズ、解像度、縦横比のまとめ | sounansa.net
*2: 質問19: 聖書はどんな書で構成されていますか ***
ヘブライ語聖書(“旧約聖書”)
五書<ペンタチューク>(5つの書):
創世記,出エジプト記,レビ記,民数記,申命記
創造から,古代イスラエル国家の誕生まで
歴史書(12の書):
ヨシュア記,裁き人の書,ルツ記
イスラエルが約束の地に入った時とその後の出来事
サムエル記第一と第二,列王記第一と第二,歴代誌第一と第二
エルサレムの滅びまでのイスラエル国家の歴史
エズラ記,ネヘミヤ記,エステル記
ユダヤ人がバビロン捕囚から帰還した後の歴史
詩書(5つの書):
ヨブ記,詩編,箴言,伝道の書,ソロモンの歌
知恵の言葉や歌が収められた書
預言書(17の書):
イザヤ書,エレミヤ書,哀歌,エゼキエル書,ダニエル書,ホセア書,ヨエル書,アモス書,オバデヤ書,ヨナ書,ミカ書,ナホム書,ハバクク書,ゼパニヤ書,ハガイ書,ゼカリヤ書,マラキ書
神の民に関係した数々の預言
クリスチャン・ギリシャ語聖書(“新約聖書”)
四福音書(4つの書):
マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネ
イエスの生涯と宣教の歴史
使徒たちの活動(1つの書):
クリスチャン会衆の発足と宣教の歴史
手紙(21の書):
ローマ,コリント第一と第二,ガラテア,エフェソス,フィリピ,コロサイ,テサロニケ第一と第二
様々なクリスチャン会衆に宛てられた手紙
テモテ第一と第二,テトス,フィレモン
クリスチャンの個人に宛てられた手紙
ヘブライ,ヤコブ,ペテロ第一と第二,ヨハネ第一と第二と第三,ユダ
クリスチャンに宛てられた他の手紙
啓示の書(1つの書):
使徒ヨハネに与えられた一連の預言的な幻