JW(エホバの証人)とAndroid

Androidタブレットを使う日本国内のエホバの証人(JW)のためのブログです。

コラム 第六回 タブレットがちょっとおかしくなった時は

想定範囲内の使い方を心がける

     初めてAndroidタブレットを買って使い始める方は,とにかく用途を限って浅く小さく使うようにする事をおすすめします。毎回同じ機能を同じ操作で行いましょう。他人任せにするのではなく,できるだけ自分の指で操作して指に覚えさせることが上達の秘訣です。誰かに教えてもらっている段階の方は、基本的に画面への正しいタッチの仕方を身に着けるようにし、教えられた通りの事を教えられた通りに操作しましょう。

 

     Androidは機種によって性能がことなるため,しばらく使っていると,「あれ?」という挙動をする機種も存在します。トラブルや不具合には独力で対処できるものとそうでないものとがあります。今回はその程度を見分けるために予測不能の挙動が起きた場合の4つの原因について書いてみます。*1

問題を引き起こした可能性がある4大原因

     ①使用者側の逸脱
     ②環境由来
     ③アプリの不具合
     ④タブレット本体の問題

1について
「何もしていないのにおかしくなった。」と本人が仰っている場合でも検証すると誤操作、普段とは違う不適当な操作が原因だった場合があります。使用者自身の取扱いに由来するもので、必ずしも故障だとは限りません。濡れた手で操作したり、暑い車内に放置したり、タブレットをバッグにギュウギュウ押し込めたり、よく落とす方は気をつけてください。ほかにも次のような原因があります

 

・正しい画面タッチができていない

爪で触ったり指をグイグイ押し付けるのは良くありません。
指の腹をトントン当てる程度で大丈夫です。

 

・設定が不適当である
画面の明るさや点灯時間、Wi-Fiのオンオフ、通知音や操作音、再生音量の管理、機内モードのオンオフ、パスワード関係はすべて使用者が責任を持つようにしましょう。Androidではどんな時でも画面上端からスワイプすることでそのような設定を変更できます。そこに見つからない場合アプリ一覧から設定という項目を探して開いてみてください。

 

・充電し忘れによる電池切れ
電池切れが近づくとタブレットは気絶した後に昏睡状態になることがあります。こうなると、通常の仕方でスイッチを入れても電源が入らなくなり充電後も後遺症が残ったりします。
タブレットスマホの充電池(リチウムイオン二次電池)はこまめに充電して差し支え有りませんので、できるだけ40ないし80%の範囲で使用するようにしましょう。充電率が15%以下になった場合電源を切って直ちに充電してください。空っぽになるまで使うとバッテリーを痛めます。長期間使わない方は50%位の充電率にしたあと本体の電源を切って放置しましょう。*2

・過負荷
いっぺんに色んなアプリを起動させたままにしているとタブレットはどんどん処理が鈍重になります。
パワーに余裕のない低価格低性能機種ではたった一つのアプリすら動作できない事もあります。私が安物Androidを買わないよう言っているのはそのためです。使用者が、使わないアプリをアプリ履歴から終了させる方法を覚えていないのが問題を生み出しています。*3

Chromeなどのタブブラウザのタブの閉じ方を覚えていない方も結構います。個々のタブの中の×印をタップするとそのタブを閉じることができます。

とにかく,使っていないプロセスを終了させるのが大原則です。

 

また,Android一週間に一度は電源を切って再起動させるほうが安定します。連続稼動させてしまったなら時々電源をオフにして休ませてあげてください。タブレットの性能を超える処理をしたために画面が固まっている場合は電源キー長押しで再起動させてみましょう。

 

2について
大抵その場所から移動することで改善されますが永久的にダメージが残る場合は4のケースに移行します。
タブレットは電子機器ですので正常に動作するための温度や湿度には許容範囲があります。一部の機種を除いて湯気の多い環境では画面についた水滴をタブレットが指先だと勘違いするために暴走したりします。
また、多くの方が同時に接続しているWi-Fiスポットでは接続できる人数に限りがあります。その場合は繋いでいる人がWi-Fiを切断するかどこか別の場所に行くまで自分がWi-Fiに繋ぐことは期待できなくなります。
近くで電子レンジやドライヤーやコードレス電話が使われている場合、それらの機械が発する電磁波ノイズによってWi-Fiが繋がりにくく場合もあります。

 3について

アプリに問題がある場合,デベロッパー(開発者)がその問題を解決するまで待たされることになります。たとえば現時点での既知の問題としては,日本語版で聖書の詩篇119篇のみ,他の言語や翻訳聖書と聖句の比較ができないという不具合があります。

こうした問題を報告したいのであれば,下記のアドレスにメールで連絡することになります。おそらく英文でメールするのが良いかと思います。

JWLibrary開発元のアドレス jwlibrary@jw.org

よくGoogle Playストアのレビュー欄に不具合報告を書いている方がいますが,そこは単に使用者本人の感想を書く場所であってリクエストコーナーではありませんので,開発者たちには見てもらえないと思います。

4について

タブレット本体に問題がある場合,故障の可能性もあります。故障でないのであれば性能不足のために動作に問題が起きていると考えられます。

使い方にもよりますが,タブレットの寿命は高級機iPadであってもその製品寿命は3年程度と公式発表されました。Androidは作りが雑なメーカーもありますので,もっと短いものもあります。タブレット「一年に対して一万円」の計算でもとをとったと私は考えるようにしています。4万円のタブレットなら,4年使えれば納得,というわけです。

製品寿命とは別に性能寿命というものもあります。これは日進月歩で変わっていくデジタルやインターネットの世界の変化に,購入した当時の性能では追いつけなくなるために生じる使用限界です。タブレットは壊れてはいないのですが,時代に取り残されてしまったために中身ごと買い換えざるを得なくなってしまいます。

タブレットを皮袋に,コンピュータープログラムをぶどう酒になぞらえると次の聖句の描写がよく当てはまります。

「また人は,新しいぶどう酒を古い皮袋に入れることもしません。もしそうすれば,皮袋は張り裂け,ぶどう酒はこぼれ出て,皮袋はだめになります。やはり人は,新しいぶどう酒を新しい皮袋に入れます。そうすれば,両方とも保たれるのです」(マタイ 9:17)

パワーに余裕のない低価格低性能機種ではたった一つのアプリすらまともに動作できない事もあります。私が安物Androidを買わないよう言っているのはそのためです。

 

基本設定は可能な限り使用者が責任を持って

タブレットの基本操作には設定操作も含まれます。

例えば音量のコントロールです。
ボリュームキーが本体のどこにあるのかを把握しましょう。

プログラム開催中の大会ホールや王国会館などの音を出すべきでない場面で,タブレットの動画を再生してしまったため、泣きじゃくる赤ちゃんを抱えるかのようにタブレットの音を垂れ流しながら会場を飛び出していくという人も目撃されています。

こういうケースは笑い話で終わるのですが、画面がスリープになるまでの時間を変更できない、画面の明るさを変更できない、Wi-FiのON-OFFができないのは基本操作の習得を怠ったためです。

【覚えておきたい重要操作】

Androidは全機種,前バージョンで画面上端から下にスワイプで機能設定の簡易メニューを呼び出せます。

画面下のナビゲーションバーのシンボルの意味(Android5.0以降の表示例)

マークは一つ前の画面に戻る

マークはホーム画面に戻る

マークはアプリ切り替え(使っているアプリの履歴)

 

 

*1:たまに集会が始まるまであと数分もないというタイミングで,「わたしのタブレットがおかしくなりました。なんとかしてください」と手渡されることがありますが,原因を特定するには時間の猶予が必要です。機械由来なのか,OS由来なのか,アプリ由来なのか,原因は様々です。見てもわからない場合,「問診」「触診」などにそうとうする検証から問題を特定していく必要もあります。これもやはり時間がかかります。もし心配であれば,その日はタブレットの使用を中止して詳しい方か販売店に問い合わせるのが最善です。

*2:AndroidiPadより電池持ちが悪いためヘビーユーザーの中にはモバイルバッテリーを予備として持ち歩いている人もいます。

*3:画面下に表示されている3つのシンボルのうち,四角いものがアプリ履歴ボタンです。ここをタップすると現在使用中のアプリがすべて表示されます。使わないアプリは横にフリックすることで終了させることができます。