JWとAndroid

Android端末を使いこなしたい兄弟姉妹たちのために操作説明や提案などを書いています。

コラム 第四回 AndroidはiOSよりも安全ではない?

     そうですね。。。人間が作ったものですから絶対に安全だとは断言できないです。Androidには悪意のある脅威が実在しているニュースにについては色々な方が記事にしています。米国の大統領はセキュリティ上の理由でAndroidスマホの使用は制限されるようです。

     私個人の見解としては,これまで毎日何年前もAndroidタブレットを何台も使ってきたが世間で言われているほど恐ろしい目には一度も遭わずにすんでいるからそんなに怖がらなくても大丈夫そう,というのが本音です。それでも安全かそうでないかの判断は皆さん個人個人におまかせします。

      下記のようなブログ記事と同意見でしたので私はAndroidタブレットにセキュリティソフトはインストールしていませんでした。

「Androidスマホにウイルス対策アプリは不要」がGoogle見解。

とはいえ,仕事の参考にするため百度経由で中華サイトを見たりもしますので念のため最近はAndroidタブレットにもセキュリティソフト(カスペルスキーの無料版)をインストールして様子を見ています。

 

     インターネットは清濁併せ呑んだこの世の中の一部です。安全が保証されている領域もあれば,危険地域もあります。役に立つ情報や商品もあれば,欺きや有害さに満ちたウェブサイトも存在します。ですから,脅威が自分の身の上に降りかかるかどうかは公道を自動車で運転するのと同じく利用者本人の使い方と安全意識がかなりの程度関係します。

日頃からAndroidタブレットを安全に使っているかどうかが鍵

     現実の世界と同じように霊的な使用目的から逸脱すればするほど,また利用者本人の防犯意識が低ければ低いほど犯罪被害に遭うリスクは上がると意識しましょう。

     不安全なウェブサイトをむやみに訪問したり,広告を不用心にタッチしたり,表示された文面を読まずに「同意する」をタッチしたり,メールの添付ファイルを開いたり,タブレットにクレジットカード情報を登録したり、Google Play以外からアプリをダウンロードしているならそれだけ不安全になります。

     自分の身は自分で守るという危機管理能力の点で日本は世界最低水準とも言われています。

     危機管理能力はコンピューターにまつわる知識と経験にも左右されますが,使用者の性格も少なからず関係します。率直に申し上げますと,下の2つの点が当てはまる方には,セキュリティ上の理由でAndroidタブレットの使用はおすすめしづらいです。

 

[めんどくさがり]  読まない。考えない。試さない。
        省くべきでないステップを省略しがちな人は,あとになって自分や周囲の人に苦痛を招きます。例えば,自分のアカウント名やパスワードをすべて人に考えさせる人。取扱説明書の注意書きを読もうともしない人。

[だまされやすい]  不注意。無料という言葉に弱い。せっかち。

        信憑性をあまり考えずにあれこれダウンロードしてしまうと悪意のあるアプリの餌食になります。すぐに決めず口コミを幾つか参考にしましょう。また画面の「ここをタップ」という表示に一瞬も疑いや警戒を抱かない純真な方も単独での使用は注意したほうがよろしいかと思います。
         

 

 

     Androidについての不安を煽る情報を聞かされた方の中には,Androidはウィルス(マルウェアトロイの木馬)が心配とおっしゃる人もいます。

できるならAndroid6.0以降を実装したタブレットを選びましょう。Androidのバージョンの情報はカタログに記載されています。

Android 6.0 からセキュリティが強化されました。

     以前のバージョンでは,アプリがAndroid内部の重要な領域にアクセスしたがっている旨を、アプリのインストール時に「これこれの権限を要求しています」とユーザーに見せるだけだったのに対し、6.0以降は該当機能にアプリがアクセスする際にユーザーが確認した上で許可を下すよう変更されました。
     

     例えば電卓アプリなのに電話発信や電話帳、写真撮影、位置情報などの機能にアクセスを要求してきたなら,「これはちょっと怪しいぞ」とユーザーが気づき易くやったわけです。それは電卓アプリを騙った偽アプリだとも考えられます。

     また,Android6.0から指紋認証をOSがサポートするようになりました。
ロック画面の解除にスワイプや暗証番号を設定しているだけでは誰かに無断で使われてしまうこともありますが,指紋を登録しておくならその心配は格段に小さくなります。

    より新しいバージョンのAndroidで十分な性能のタブレットを適切に用いるなら,それほどビクビクせずに有用な道具のひとつとして使い続けられることでしょう。

 

ちなみに,JWアプリのGoogle Playレーティングは三歳以上です。つまり,Google社によって幼児でも大丈夫な内容と審査された極めて安全なアプリであることは言うまでもありません。
またアプリの設定からプライバシーに関する方針を開くと,This application dose not cllect any personal information(このアプリはいかなる個人情報も収集しません) という一文が明記されています。アプリを開発した兄弟達はエホバ神に対して言い開きをする責任を自覚したうえで上の一文を書いています。その言葉を信用したいと思います。